背景イメージ

この仕事をやっていて良かった

入社のきっかけ

大学2年生の冬、大好きだった親友を亡くしました。本当に哀しかったです。亡くなってからお葬式までの数日間、人生で初めて食事が喉を通らなくなったのを覚えています。

そんな中、お葬式前日に大好きだったその子に手紙を書きました。だけど、その手紙は棺には入れられませんでした。当日になったらなんとなく遠慮してしまったのと、泣きすぎて何がなんだか分からなくなってしまったんです。今でもその手紙は捨てずに持っています。私のお葬式での唯一の心残りです。

この出来事がずっと忘れられず、「お葬式で私のように後悔する人を減らしたい」と思い、就職活動をする時には葬儀業界一択でした。この会社のインターンに参加した時、自分と近い年齢の先輩方が一生懸命ご家族に寄り添おうとしている姿を見て「この会社で働きたい!」と強く思ったのが入社のきっかけです。

やりがいを感じる仕事

運営グループは基本的にお葬式当日しかお客様と関わることが出来ません。短い時間の中でご家族に信頼していただき、司会や案内係としてスムーズに式を進行することでお別れに集中していただく。また、自分の経験から、最後のお別れの時にお客様が後悔しないようなお声掛けをすることも大切だと思っています。写真を撮りたそうな方や、思い出のお品をずっと手に持っている方、近くでお別れするのを遠慮している方……そういったお客様にそっとお声掛けするのは、自分が想像していた以上に難しい仕事でした。それでも、お客様が最後に「良いお式をありがとう」「青栁さんの声掛けのおかげで助かりました」と仰って、晴れやかな表情でお帰りになる時……どんなにへとへとになっていても、疲れが吹っ飛んでいきます。この仕事をやっていて良かった、と感じる瞬間です。

他の部の先輩を見る

ページトップへページトップへ